50歳でもサッカーうまくなる⁈ サッカートレーニング
2016年の2月から【身体のしくみに沿った動きづくり】を実践し3年が過ぎました。
正直なところまだ3年しか経っていないのかってところ・・・
もうなんか10年はやっているような気分でいてました。(笑)
時系列で思い出して細かくとも思いましたが、まずは一度これまでのことを大きく独断と偏見で経過をまとめておこうと思います。
★ きっかけ
3年前の当時、当院に定期的に通ってくれているものの腰・膝・足にけっこうな頻度で痛みが再発する中学生のサッカー選手がいました。
「せっかく上手いのにサッカーおもしろくないやろなぁ」やら、「この子を痛みも不安もなくのびのびプレーさせてあげたいなぁ」といつも思っていて、それが始まりでした。
この頃本当に自分自身がこんなにハマるとは夢にも思っていませんでした。(笑)
★ 良かったこと。
大きく項目で分けるとすれば、走る・重心移動・ボディコンタクトに力を入れてきましたが、まずはこれら3つがすべて自分の身体を操る技術だと理解したのが大きかった。
「走れない?走れないなら走りこみますよ!」「重心移動? なんですか、それ?」「コンタクト・・・弱いんで逃げてます・・」と、以前はそんな感じだったかと。(恥)
① ケガもほぼなく元気。
太ももやふくらはぎが悲鳴をあげることは全然ないので最後まで元気に走り回れます。
最初の頃は走り方も試合中に常に意識していましたが、今はほぼ無意識化でいられます。
シニアサッカーの20分ハーフというレベルですので自己満足の世界になりますが、試合後いつも「もうちょっとやり続けたいな」と思えているのでありがたいことです。
② 素直になった。
少し周りとは違う視点で上手くなりたいと実践していることを自負しているせいか、上手い人にやられることが全然怖いと思わなくなりました。不思議な感覚ですが、すぐにリスペクトしてどんどん挑戦させてもらうという気持ちでいつもいられます。(注 自分でボールを失った場合は別です。笑)
③ サッカーが楽しい。
べたですが、やっぱり一番大きいのがこれ。
身体の使い方を意識しているのに、なんでこんなにサッカー自体が楽しくなったのか?と最近とくに思うようになりました。
苦手だったボディコンタクトが楽しみで仕方ないことや漫画のようなディフェンスをしたいなど理由はあるんですが、やはり一番は日々のトレーニングの成果がポっとドンピシャで出ることがあるんですね、その瞬間がたまらなく嬉しいというか待ち遠しいというか・・これかな。
狙ってできるように、またそれが無意識ででるように、まだまだこれからですけどね!
では、逆にネガティブなことは?
①孤独感はんぱない。(笑)
なんせ情報交換・交流の場が全然もてなくてつらい。
②想像以上にたいへん。
自分の身体を自分で操るってほんと難しい面があります。
トレーニングで出来てもボールが絡むと一気にダメダメになったりね。そこにまた相手が絡んだ試合となるとそりゃもう・・・。
すぐにできる方もいるみたいなので個人差はありますが、私は時間かかっちゃってますね(汗)
とまぁ挙げてみましたが、そんなにたいそうなネガティブはありません。
どんなことでもそうですが、良さがわかるまでには超えなきゃいけないラインってありますもんね!
最後に、核心の「オレは、サッカーがうまくなったのか?」って問い。
どうでしょう・・・笑
身体のしくみやその使い方を意識するとやりたいことがたくさん出てきて、そのためにやるべきことを日々積み重ね、結果動く量も多くなり意識も高くなって。
それでいいと思います。