呼吸へのアプローチ。 イッツのブログ
こんばんは。(^^)
寒い・・。
今朝は奈良もかなり冷え込みました。
だんだんお布団から出る時間が遅くなり、朝の運動時間が短くなっていってます(^^;)
日曜日に大事なシニアサッカー最終戦が控えているのに・・。
さて、私は来院者さんほぼ全員に、施術の最初の方であばら骨全体へのアプローチをします。
(ぎっくり腰など激しい痛みで望む体勢がとれない方はできない。)
肩こりや首の動き、また自律神経のバランスが崩れている人はパッと緊張がゆるみます。
筋肉や骨格から見ても腹筋や内外腹斜筋などはあばら骨と骨盤を結んでいるし、以前にも書いた自律神経系で唯一アプローチできるのは呼吸で、その呼吸にもっとも関与しているのがあばら骨全体だからです。
今日は、そのあばら骨(肋骨)全体あたりのことについて。
呼吸とは、酸素を取り入れて二酸化炭素を排出しますね。
吸いこむ時、このとき肺自体は動けません。
肺は膜で肋骨についていて、その肋骨の動きで面積が広がることで酸素を吸いこめます。
ということは、深いスムーズな呼吸を求めるなら、あばら骨(肋骨)全体のなめらかな動きが必要になります。
またこの肋骨は、前面は胸骨とそして後ろでは背骨とくっついています。
ということは、背骨の動きに制限があれば肋骨の動きも悪くなり、結果スムーズな呼吸ができなくなっていきます。
逆もしかりで、浅い浅い呼吸が続きあばら骨全体の動きに制限がかかれば、背骨の動きが悪くなり不調をきたす結果となるかもしれません。
伝えたいことをまとめますと。
深い呼吸のためには。
あばら骨全体のスムーズな動きが必要。
そのあばら骨は背骨にくっついている。
背骨の動きの基準値を高くキープ!です。
呼吸のやり方は色々ネットで検索できると思いますが、私がやっているのは。
吸気では、大きく体をふくらませ背骨は頭の上から引っ張られるようにひとつひとつを伸ばします。
呼気では、ひろがったものが「ふぁ~」と自然に閉じていくように、背骨もあばら骨全体も一番楽なとこにおさまるように丸めていきます。
胸式も腹式も両方やっています。(胸式は肺が横方向に、腹式は肺が縦方向に広がる)
どんなことでも同じですが、がんばって体が緊張してしまうとマイナスになるので、ちょうどいいところを続けて少しずつ基準値が上がっていくのが理想だと思います。