慢性の背中の張りから腰痛。
いつもデスクワークで背中の強い張りを感じておられ、休日に重いものを運ぶ作業で腰が痛くなり、なかなか良くならないということでご来院。今回が二度目の二度目の来院の40代男性。
左足裏のアーチがつぶれた回内足、腰の少し上の部分と首の下の部分の関節にロックがかかったように動きに制限がかかっており、肩こりもつよく首の可動域も少ない。
以前から背中の張りを慢性的に感じておられたので、「あまり日頃行わない重い物を持つ動作も体はびっくりしますが、その前の段階で体は無理を訴えていたのでは?」と説明。
前回の施術から再来院の五日間、簡単な背骨の体操と足裏のトレーニングをじっくりと朝晩行っていただき、腰痛も軽減し指標としている肩こりの筋肉もゆるんだ状態を保たれていました。
背中の張りがもう少しよくなるまでの通院と毎日の体操がクセなるように気持ちよくおこなってほしい旨を伝えました。
体は、どこかが(制限がかかって)動きが悪くなると、その代償として「がんばりすぎるところ」が出てきます。そこに痛みが出ることが多いです。
日頃からの自己ケアで、どんな動作もスムーズに「からだまるごとひとつ」の意識で過ごしたいですね。