代償の腰痛。
一週間前にゴルフの練習中に右腰に痛みが走り、その後もなかなか痛みがおさまらず来院された40代後半の男性。
スイングのフォロースルー時に痛んだのとのことで動作確認すると、やはり上半身の左回旋が制限され痛みも出る。
股関節の動きはやや硬めですが問題なし。しかし、足関節の動きが非常に悪くふくらはぎ・アキレス腱はかなり柔軟性に欠けている。
背骨の動きをスムーズにし足関節を調整し、あとデスクワークでかなりお体が緊張状態にあるようでしたので、勝手に働いてくれている自律神経の調整を行いました。
お仕事での長時間の同じ姿勢などで緊張感が増している体で、制限がかかった背骨の動きに足関節の硬さ。
間にある「症状は出ているけれども実は悪くない」腰が、代償作用でがんばってくれ負担を負って痛みとして表れています。
丸める・反る・左ひねり・右ひねり・左倒し・右倒しの背骨の6方向の動きを日々チェックし、またどうしても自律神経の活発な方が優位になりやすい今ですから、睡眠時にはしっかりとリラックスモードに切り替われるような日常生活の見直しも行っていただきたく伝えました。